眠った彼女はよく喋る





「病院、教えろ」



「なんの?」



「……涼川の入院してる」



「こっから歩いて5分のとこにあるけど…」



「名前は?」



「俺んち経営」



「わかった。じゃあお前も来い」



「えっ!?…えー、またねー」




メイドに手を振った真悟は、俺の隣に立って歩き出した



涼川のいる、真悟の親が経営している病院に着くと、ナースが真悟を囲んだ



「…先行っとく」



「えっ、瞬!?」




身動きのとれない真悟を放って、受け付けで涼川の名前を告げる