「あら、心外」



「そう思ってないだろ」



「わかる?……明日から休みかー。忙しくなるなぁ」



「ユーレイなのにか?」



「そう。自分の身体に危害が加えられてないか確認しないと」



「寝てるやつに手ぇ出さねーだろ」



「出されたら困るね」




涼川は、立ち上がり大きく伸びをして



「また新学期会いましょう」



と言って、姿を消した



…なんか、涼川と屋上に居るのが普通になってる



1人になった屋上を後にした俺は、明日の準備をすべく、家へ帰った