眠った彼女はよく喋る





隣で失礼なことを言う涼川を睨むと、おどけたように舌を出す



……なかなかカワイイ




「瞬、明日から泊まりで別荘行こうぜ!」



「急だな」



「だって終業式って午前だけじゃん。そっから暇だろ?」




なぁ暇だろー?



と、俺の小学校からの親友である、新山真悟はすり寄ってくる




「親父に聞かねーとわかんねーよ」



「もう聞いてあるし許可も貰ってるよ」



「は?」



「“瞬と年末年始を君の別荘で?いいよいいよ。是非連れて行ってくれ。最近付き合いが悪いからな。”


とか言って喜んでたぞ」