眠った彼女はよく喋る





「だから“見えない三角関係”?」



「そうだけど」



「そこまで深く考えるやつ居ねーだろ」




涼川の考えを鼻で笑ったところで、授業の終わりを告げるチャイムが鳴った



と同時に、屋上のドアが勢いよく開く



振り返ると、息を切らしたやつが居た




「…真悟」



「え、友達?」



「ああ」



「うわ、本当に居たんだ」



「しばくぞ」