ってすげー大きな音がしたから目が覚めた



最悪



誰だよ、俺の邪魔をしたやつ




「瞬ちゃーん!」




聞こえてきたのは女の声



それも、気分ががた落ちするようなブリブリの甘えた声




「瞬ちゃんっ、居ないの?」




見つかったら終わりだ



消えるまでここに居よう




「瞬ちゃーん」




数分くらい俺の名前を呼んでいたが、あきらめたようで、扉の閉まる音がした



それと同時に、俺は睡魔に誘われ、深い眠りに落ちた