「俺んとことかわんねーな」



「まぁね。それより今度わたしのホテルで立食パーティーがあるんだけど知ってる?」



「…強制参加を食らってる」



「じゃあ次はそのときに」



「は?おい…!」




涼川は2mより少し高い場所からひらりと飛び降りて、姿を消した




「…なんだったんだ」




ホテルでパーティーとか言ってたけど、あれは俺の親父が仕切るやつだし



あいつになんの関係があるんだよ



誰も居なくなった屋上で、ゴロンと寝転がった



そのまま眠りに落ちようとしたけど




――――バン!