「「きゃーーー‼」」


朝からうるさいなぁー

私ゎ
おさげでめがねの地味子
藤宮 愛美(ふじみや いとみ)

きゃーきゃー言われている人ゎ
学校一イケメンの
松平 翔 (まつだいら しょう)

「ねぇ愛美
なんでそんなに機嫌わるいの?
翔くんめっちゃかっこいいじゃん!」

となりに居るのは
私の大親友で学校一美女な
佐々木 美絵 (ささき みえ)

「かっこいいけど…
朝からうるさい…」

「確かに(笑)
でも、あんな人と
同じクラスってめっちゃラッキーじゃ
んょー」

「美絵は
美人だからすぐ付き合えるよ」

そう、

美絵は学校一の美女だから
すっごくモテる。

ほら

すぐそこで
男の子が
藤宮ってなんで佐々木といるんだろう
つりあわねぇー
みたいな顔をして
こっちを見ているんだもん。

「えーー、
そんなことないよぉー
愛美こそものすっごく可愛いんだから
自信もちなっ」

「持てるわけないじゃぁん!」

「あははー」

「もぅ!!」

きーんこーんかーんこーん

「あっ、
授業始まっちゃう!
美絵、なんの授業だっ…」

そのとき、
私の目の前に
あの
松平 翔がいた。

「お前、
藤宮 愛美だな?」

「えっ
なんで翔くんが
藤宮さんにしゃべってるの?」

ザワザワ…

みんなの視線が突き刺さる。

「えっと…
そうですけど…。」

「来いっ」

えっ、えーー?

なにごと⁉