皆ががやがやと騒ぎ出す中、私はぼーっと 外を眺めた。 今日も綺麗な青空だ。 雲が薄く、空に貼りついている。 「え〜と、霧咲さん? 種目、どうしますか?」 体育祭実行委員の声に我に返る。 「え〜と、特別やりたいのがないので 余ったのでいいです」 作り笑いを浮かべて返しておく。 体育祭…めんどくさい。 絆を深め合う、そんなことをほざく人も いるけど、そんなこと体育祭なんか なくてもできることだ。 「実行委員! 知歌はぜひバドに入れてほしい! ちょー上手いから!!」 ―は?