「おはよう」



ダイニングには、叶斗と颯くんと黎司くんがいて、朝ごはんを食べていた



「おはよ~、愁也わ?」



あたしは、黎司くんの隣りに座って聞いた



「ソファで寝てんじゃね?」



叶斗がパンを食べながら言った



「恋夏はやけに愁也を気にしてんのねー、はいあ~ん」



黎司くんがあたしにヨーグルトの乗ったスプーンを向けてきた



向けられたヨーグルトを食べて



「別に気にしてないから」



ばっさり切り捨てた