「それで、来週入院の手続きの為に病院に行ってくるんだ。
だから、来週は会えない。
なるべく早く帰るつもりだけど、手術の説明も受けるからどう考えても一泊くらい…」
俺の説明を聞きながら、彼女は俺のシャツを思い切り引っ張った。
俺はそれを無視して話を進める。
「一泊くらいしないといけないけど、すぐ帰ってくるから待ってて」
「…………え……」
ヤバい。
その表情―――キスしたい。
「え…? え…っ?!」
彼女は顔を赤くすると、狼狽え始めた。
.
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…