絵里さんとは相変わらず仲良さそうで。

 正直、玉砕覚悟で立ち向かわなくちゃいけない。



 でも―――




 どうしても、彼じゃないとダメだから……。



 私はもう一度、想いを伝える。

















 その日、帰ってから絵里さんにメールを送った。



『バレンタインに広瀬君に最後の告白をさせて下さい』と……。


 返信はすぐにきた。



『奪ってみなさい』