いきなりのことに頭が追い付かない。 私、馬鹿なんだからいきなり言われても分かんないよっ! 「返事は、いつでも良いからっ!じゃ、良くなるまで休んでて…!」 そう言いもの凄い速さで出て行った。 「………すき、か…」 その言葉、冬樹くんに言って貰いたかったな…。 そんな事を想っている時だった、ガラッっと言う音と一緒に 「冬嘩…?」 一番聞きたかった声が聞こえた。 やっ、やばい! って、何がやばいのっ?! あぁ!こっちくるよぉ~! 私はつい、つい…だよ? 寝た振りをしてしまった。