午前中の授業を
ダラダラと受け
あっという間に
昼休みになった。
3時間目ぐらいから
お腹が鳴っていたので
早くお弁当を食べたくて
昼休みを待っていた。


「今日も彼氏と
食べるから
また後でね。」
お弁当を持った愛夏は
申し訳なさそうな顔で
あたしを見てきた。
「何言ってんの。
いつものことじゃん!
ほら早く行きなよ。」
「ありがと!!」
愛夏はあたしに抱きつき
廊下にいる彼氏のとこに
駆け足で行った。