隼人に返事をして
学校行く用意をした。
今日は早く起きたから
髪と化粧を念入りに
セットした。

「行ってきまーす」
カバンを持ち
玄関を飛び出した。
お母さんが小さく
「行ってらっしゃい」
って言う声が聴こえた。
鼻歌を歌いながら
自転車に乗りながら
隼人に電話をした。