音楽が終わり
2人は
何か話している。
サビがダメとか
話してる。
あんなによかったのに
何がダメなのか
あたしにはさっぱりだ。
「今の歌
俺らの先輩の
歌なんだよ。」
隼人は
あたしの隣に座り
タオルで
汗をふいた。
汗かいてる隼人は
何か色っぽい。
またドキドキした。
「何か聴いたことある
って思ったわけだ。」
「有名だもん。」
隼人はまたニコッと笑い
鏡の前に立ち
ダンスの練習を始めた。
空也も踊っているが
あたしは隼人しか
目に入んなかった。