あたしはこの時思った。


誰も邪魔しないで
今だけこのままして。



あたしの頬に
一粒の涙が落ち
優しい隼人の手が
涙を拭い
あたしの頬に
手を触れ
唇と唇が触れ合った。
























神様
あたしはやっぱり
隼人を忘れられません。

神様が隼人を
忘れろと言うなら
あたしと隼人を
出逢わした神様。
あなたを恨みます。