周りから女の子の
視線を感じた。
頭がクラクラする。
息が乱れる。
体が震えてきた。
あの日のことを
思い出しそうになった。
「しおり?」
お母さんとお父さんに
聞こえないように
空也が小さな声で
呼んできた。
「ちょっとヤバい・・・」
空也によりかかり
深呼吸をした。
頭がドクドクと
脈をうっている。
「大丈夫?」
「うん!!」
落ち着いたため
ニコッと笑った。
空也も安心したのか
ニコッと笑った。
「ってか空也
変装しなよ。」
空也はあっと言い
サングラスをかけた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…