桜の木の下で

「たっ…、辰巳…」


辰巳からのあのメールを思い出し、少し緊張が走る。


辰巳はそれを悟ってか、「何か美味しいラーメンでも買いにきた」とだけ言い、カップめんコーナーに足を運ぶ。


「辰巳…、あっ…、あのさぁ…」


「真人、お前ボクシングしてみないか?」


僕の言葉を遮り、辰巳は突然そう告げた。


ボクシング?!


おっ…、俺がっ?!


あまりの突然の言葉に、僕は一瞬凍り付いてしまった。