「達哉くん!!」

すぐさま駆け寄った。

「先生!達哉が!」
つかさは先生に飛び付きそうな勢いで言った。


伊藤は達哉の足を見てポケットから電話を取り出して、
「達哉くんの足が痛み始めた。治療室おさえといて。」

と言い、達哉を背負った。


「つかさくんは真波ちゃんと部屋に戻ってて!」

「わかった。」

そう言って、つかさはこけた真波のもとに寄った。