身体もサインをだし始めそんな日々に
あたしの心も限界だったのかもしれない

ある日泣きながら、
あたしが嫌いなの?って
聞いてみた。

するとおばちゃんは…

「嫌いよ」

そお、あっさり答えた

「いい機会だから教えてあげる。あなたね、お父さんと血が繋がってないのよ。

あなたは捨て子なの。

それなのに、パパ、パパ
って、気持ち悪い。」

おばちゃんは笑いながら話し続けた

「あなたのお母さんね
この町でも有名な、駄目女だったのよ。
薬、ギャンブル、男にもだらし無い。

そんな女の血がね
あなたには流れてるの」

嘘だ!って反抗しても
おばちゃんは認めなかった。

「駄目な人間の血は
遺伝するの
だから、あなたも駄目な人間。
少しは理解して
育ててくれた、お父さんとお母さんに感謝するのね。 まぁ、私にはあなたの面倒なんて、まっぴらごめんだけど。」

最後には、嘘だと思うならお父さんに聞いてみなさい。

そお言い捨てた。

この時は父には聞けなかった、

信じたくない
その思いでいっぱいだった

今思えば、血が繋がってない娘が
おばちゃんからみたら
娘じゃなく、
女だったのかも。