わかってる
あたしがおかしい
事くらい。
おかしくなければ、母にあんな仕打ちできない。
あたしは人殺し…
あたしは頭がおかしい…
わかった、わかったから
早く現実に戻りたい…
あたしは丸まるように座り込んでいた。
「うわぁぁぁっ!!」
いきなりの、悲鳴のような叫び声に
あたしは顔をあげて。
「パパ!パパ!!」
そこはあたしの部屋で
中学生のあたしがベットに寝てる。
目は綴じたまま、必死に父を呼んでいた。
「うぅっ!あぁぁ!!」
何か話してるけど
聞き取れない…
当時あたしは眠りにつくと、こんな風になってたらしいけど…
酷いな…
いつ頃からか、急になるようになって。
どんなに大声でも、どんなにもがいても
全く無意識なんだよね…
あたしは、うなされてる
昔のあたしに近付くと
そっと手に触れた。
今度はちゃんと
感触があって…
自分で自分の手を握るなんて変な感じ…
でも、昔のあたしは
安心したように大人しくなった
当時は父が手を握ってくれてた事もあったっけ…
でも、毎日の事に
いつの間にか父も来てくれなくなってた。
そして、そのぐらいの時から
あたしの身体がおかしくなりだしたのを覚える。
あたしがおかしい
事くらい。
おかしくなければ、母にあんな仕打ちできない。
あたしは人殺し…
あたしは頭がおかしい…
わかった、わかったから
早く現実に戻りたい…
あたしは丸まるように座り込んでいた。
「うわぁぁぁっ!!」
いきなりの、悲鳴のような叫び声に
あたしは顔をあげて。
「パパ!パパ!!」
そこはあたしの部屋で
中学生のあたしがベットに寝てる。
目は綴じたまま、必死に父を呼んでいた。
「うぅっ!あぁぁ!!」
何か話してるけど
聞き取れない…
当時あたしは眠りにつくと、こんな風になってたらしいけど…
酷いな…
いつ頃からか、急になるようになって。
どんなに大声でも、どんなにもがいても
全く無意識なんだよね…
あたしは、うなされてる
昔のあたしに近付くと
そっと手に触れた。
今度はちゃんと
感触があって…
自分で自分の手を握るなんて変な感じ…
でも、昔のあたしは
安心したように大人しくなった
当時は父が手を握ってくれてた事もあったっけ…
でも、毎日の事に
いつの間にか父も来てくれなくなってた。
そして、そのぐらいの時から
あたしの身体がおかしくなりだしたのを覚える。
