俺たちは誰も居なそうな 場所に移った。 しばらくの間 二人とも黙ったままだったが… 最初に口を開いたのは 竜唏だった… 「俺が心音ちゃんに 惚れてるのはお前… 知ってたよな…?」 「あぁ…」 「じぁ…何で…」 俺は… 入学式の朝親父に 『許嫁だ』と言われたこと。 最初は久穏も他の 女と変わらねぇ。 と思った… でも喋っていくうちに 他の女とは違うと 思ったこと。 久穏が他の男と 喋っていると何故か イライラすること。 を話した。