【完】運命的な許嫁





公園に着くと…
久穏がベンチに座っていた。


俺に気ずいた久穏は
今までに見たこと
ないくらいに笑顔だった。


「岸谷く〜ん。
こっちこっちっ!!!」



明らかに違う…
学校での久穏と。



だが俺は


「おう!!!」



気まずい雰囲気を
かもし出すのも
何だからいつもより
元気な声で返事をする。


俺が走って久穏はの側に行くと…


「ゴメンね…?
急に呼び出しちゃって…。」


「あぁ。いいよいいよ。
丁度暇だったし…。
それより話って?」