「しゃっ!帰れる!」

何でこんなにうるさいのよ。この子

「早く帰ろ!美尋」

「はいはい」

あたし達は、バイク通学

千尋の家は、あたしと同じマンション

入学祝いに買ってくれた、バイクは、いじってなく新鮮な音がでる。

「やっぱ、いじろうかなぁー」

いじることじたいは、好き。けど、それが自分のバイクとなると、別だ。

変になるのが嫌だからね

「みーひーろー!早く!」

いつの間にか、バイクにまたがっていた千尋は、叫んできた

「わーってるって」

あたし達は、一応メットをかぶって、正門を目指した