「す、好きですっ!付き合って下さいっ」



あたしは今、憧れの先輩に告白をしている。



あたしの憧れの先輩。



それは運動神経良し、勉強良し、性格良し、外見良し。




全てが完璧な先輩。



そう、杉本智也(スギモトトモヤ)先輩。




彼は返事に迷っているのかなかなか口を開かなかった。



「んー、いいよ」



彼はあたしを見て、少しびっくりしてからそう頷いた。




えっ、えっーーー!?




まさかのオッケー!?