「これはどうッスか!!」
1番初めに出来上がったのは、山口。
俺とほたる含む皆で頭を悩ましながらメニューを考えていた、不気味なぐらい誰も喋らなかった空気を破った。
なんだ、と短く返事をすると、山口はこちらにくる。
紙を受け取り、まず表紙を見てみると。
…これ明らかスイッチガール!!の仁香じゃねぇか!!!!
つーか以外と似てるし!!
「…却下。」
俺は、中身も見ずに紙を山口に突き返した。
どうせコイツの事だ、内容なんて至って平凡に決まっている。
…それよりも、気に食わない事がある。
「えぇっ!!何でっスか!!」
スイッチガールを堂々と書いておいて何でそんな以外そうな顔してンだよ!!
「山口…そういやぁてめぇマーガレット派だったな。」
「…はいっ!!」
「俺はりぼん派だ!!りぼん以外のキャラクターは却下だ!!!」
そう強く言いきった俺に、山口と共に大声をあげて驚くやつが一人。
ほたるだ。
「えっ!!私の…ちゃおもだめなのか!!きらレボだぞ!!ちびデビだぞ!!めちゃモテだぞ!!!!」
「えぇい!!そんな王道を出されても揺るがさぬぞ!!!」
「おかしいッス!!マーガレットッスよ!?」
「うるせぇ!!てめぇ「りぼん」ってWikipediaで調べてみろ!!ちゃお、なかよしに並ぶ三大少女漫画って書かれてんだからな!!マーガレットはよせてもらってすらねェンだよ!!!!」
「ならその三大の一柱の権限で私のちゃおも入れるハズだ!!」
「別に俺達マーガレットはそんなのに入らなくたって売れてるッスから!!三大〜??それ何スか??おいしいンスか??三大に入ってるからってこの不況乗り越えられるンスか??」
俺の言葉から始まった、小さくも大きい喧嘩を止めるべく、声を張る者が居た。
「いい加減にしろッッッ!!!!!!」
「……ッ!!!!」



