To 光大先輩
件名
*-*-*-*-*
わかった
*-*-*-*-*
器用に文字を打つ。
》送信…
このボタンを押したからには…
行かなきゃいけない。
あたしは軽く手を挙げた。
「どーした七川?」
授業中ということもあり、
みんなの視線が一気に向けられる。
ただ、あたしが言う一言。
みんなは予想してるだろう。
『お腹痛いんで帰らせて下さい』
ほら。
目を合わせて
【また?】 【いっつもじゃん】
小声の会話があたしの耳には聞こえる。
先生も、同じこと思ってるんだろうね。
「またか…?」
『…はぃ…』
仕方ないじゃん。
あたし、頼れる人いないんだもん。
このクラスにいる時間、少ないから。
友達なんていないんだもん。
どうにか理由をつけてあたしは校舎をでる。
件名
*-*-*-*-*
わかった
*-*-*-*-*
器用に文字を打つ。
》送信…
このボタンを押したからには…
行かなきゃいけない。
あたしは軽く手を挙げた。
「どーした七川?」
授業中ということもあり、
みんなの視線が一気に向けられる。
ただ、あたしが言う一言。
みんなは予想してるだろう。
『お腹痛いんで帰らせて下さい』
ほら。
目を合わせて
【また?】 【いっつもじゃん】
小声の会話があたしの耳には聞こえる。
先生も、同じこと思ってるんだろうね。
「またか…?」
『…はぃ…』
仕方ないじゃん。
あたし、頼れる人いないんだもん。
このクラスにいる時間、少ないから。
友達なんていないんだもん。
どうにか理由をつけてあたしは校舎をでる。

