「どこぞの少女漫画かよwww」

「今時そんなやついるんだな」


自然とバレンタインの話になってしまった......


(まずい、この流れはまずい)


背中に冷や汗が流れる


「どっかに、チョコくれる女子いないのかねーーー?」

「下駄箱とかに入ってたら、マジ喜ぶわwww」


下駄箱......

そして、俺に視線が、集まる

な、何だこいつら....まさか、俺を試しているんんじゃ?

背筋に寒気を覚える

俺は、冷や汗を隠し、平静を装い、話す



「俺たちには、こねーよ」

「だよなーwww」