一限目、早速、ここで問題が発生する
カバンから、教科書を取り出さなければいけない
もし、カバンから、出し損ねて、チョコが見えてしまったら.....
俺は少し考え、膝の上においた、そしてまずは、チョコをカバンのそこに移動させ、そして、全ての教科書を取り出し、机の中に突っ込む
これでチャックを閉めておけば、ばれないだろう
「あれ?ノブ、どうした?顔、青いぞ、保健室いけば?」
優しいテツの台詞も、今はちょっと耳に入らない
「俺は大丈夫だよ」
「無理すんなって、カバンは俺が持ってってやるから」
カバン......
「いや、本当にちょっと寝不足なだけだって、ぴんぴんしてる」
「?そうか?だったらいいや、気分悪くなったら言えよ」
そう言って、にこやかに去っていった
ヒヤッとしてしまったことは、分かってもらえるだろう



