何よりも甘く切なく

ハイ……?どういう事?


女の子が言っている事の意味が分からず、思わずポカーン。


パチパチと瞬きを繰り返していると、ウルウルした瞳で“重いから降ろしてよ”と言われた。


「っ!!//////」


その瞬間、体中の体温が一気に上がった気がした。


ウ~~ワァ~~~何この子……マジでハンパ無くカワイイ………//////


小さくてポワワンとしていて、動物に例えるなら――――…子ウサギって感じだ。


つか君、全然重くないからね!?逆に軽過ぎて心配だよオレッ!!


「あっと……オレん家連れてくのは、手当てする為だよ」