何よりも甘く切なく

フワフワ天然で、守ってあげたくなる様な甘木先輩に手繋ぐ以上の事するのは何となく気が引けて、今までグッと堪えて来たから……暫く止まりそうに無いかも。


「カワイイ……」


先輩に聞こえない位の小さな声で呟き、右頬にキス。


「い……ずみ………」


甘い声で名前を呼ばれると、思考回路がマヒしてしまった様だった。



「胡々愛………」



――――ア…レ。


オレ今、何つった……?


「い…泉未?」


パッと口を押さえると、甘木先輩もポカンとオレを凝視していた。


って事は、今オレ……やっぱり先輩の事をっ!?