何よりも甘く切なく

『別に………ただ面白そうだったから、ちょっとしたちょっかい出しただけだよ』


須藤君が悪びれる様子も無く平然とこう言った瞬間、容子のビンタが炸裂。


――――パンッ!


『ざけんな!またこんな事したら、アンタ再起不能にすっわよ!!』


いつもクールな容子が私達の分まで怒ってくれたので、私と泉未は特に彼を責める事はしなかった。


だって須藤君に恨みや怒りをぶつけるより、大事な事があったから。


『アンタ達、きちんと話し合いなさいよ』


清華に言われて、丁度1ヶ月記念の今日、こうして泉未の家に来たというワケだ。