先輩は何度も何度も、オレの笑顔に癒されると言ってくれた。
だけどそれは、オレだって同じだった。
あの甘木先輩の笑顔を見ているだけで和まされたのは、オレの方。
「お前は結局甘姫に愛想尽かされる前に逃げようとしただけじゃん!逃げるなよ泉未!甘木先輩には、お前が必要なんだから!!」
リエイは言いたい事を言い終えると、テーブルの上に乗っていたコップの水を一気に飲み干した。
そりゃああんだけ連続で騒げば、喉も渇くだろうさ。
「………サンキューリエイ。オレ危うく大切な人失う所だったわ」
そう……そうだよな。
だけどそれは、オレだって同じだった。
あの甘木先輩の笑顔を見ているだけで和まされたのは、オレの方。
「お前は結局甘姫に愛想尽かされる前に逃げようとしただけじゃん!逃げるなよ泉未!甘木先輩には、お前が必要なんだから!!」
リエイは言いたい事を言い終えると、テーブルの上に乗っていたコップの水を一気に飲み干した。
そりゃああんだけ連続で騒げば、喉も渇くだろうさ。
「………サンキューリエイ。オレ危うく大切な人失う所だったわ」
そう……そうだよな。



