何よりも甘く切なく

仕方なく、首の角度をちょっとだけ元に戻す。


窓辺に止まった小鳥のさえずりが、なぜか物悲しかった。




「オレは本当に、甘木先輩に相応しいのか……」




コレは甘木先輩本人にも、一昨日言った事だった。


結論が出るまでオレは、距離を置き続ける覚悟は出来ている。


そんで自分が出した結論が、『相応しくない』だったら………


だったら……オレは――――…


「お前………バカだな」


膝の上でギュッと拳を握って、唇を噛みしめていると、リエイがポーーンと言い放った。


「ハッ……?」


オレの時間が止まった。