何よりも甘く切なく

懲りずに同じ事を繰り返す容子にまた噛みつこうとしたら、清華に遮られた。


いつもはこんなにイライラしないのに………


大好きなケーキは受け付けないから糖分足りなくて、しかももう1つの癒しの存在だった泉未もいないからだ。


「じゃあアンタは…………それをきちんと沢賀君に伝えた?」


「――――…えっ……?」


容子の問いかけに、イライラが一瞬動きを止めた。


「別れたくないって、彼に言ったの?距離置くなんて絶対嫌だって、沢賀君に一昨日ちゃんと言った?」


ティーカップの紅茶を啜りながら、私をジッと見据える容子。