「……死ぬかもしれない」


「イヤ、病気やケガしてるワケじゃないのに、死なないわよ」


「さみしくって死んじゃうよ~~~~っ!!!」


親友の言葉にもろくなリアクションを返せずに、私はテーブルに突っ伏して大量の涙をダバーーーッと流す。


容子と清華が、ため息をつきながら弱り切った私を見ていた。


「さみしくて死ぬって……アンタは本当にウサギかっつの」


「てゆーかウサギって、本当にさみしくて死ぬの?」


「清華、話を広げない」


…………泉未に空き教室で『暫く距離を置こう』と言われた日から、2日が経過した。