何よりも甘く切なく

「アラ、胡々愛!沢賀君!いらっしゃい!!」


「ほののちゃんこんにちはーーー!お昼ご飯食べに来たよーー」


ドアを開けると、烏丸先輩のイトコのほののさんが明るく挨拶してくれた。


会うのはリエイの買い物につき合ってここに来た日以来だから、3週間ちょっと振り位。


「お昼ご飯って事はサンドイッチね?待ってて、今用意するから」


今日も薄めの赤髪をポニーテールにしたほののさんは、サッと厨房に消えた。


3年部活引退で忙しくて、久し振りに来たけど……やっぱりここもいい雰囲気のお店だよなぁ。


「アレッ?海ちゃん?」