やめろコラ、男が男の頭撫でたって気持ち悪いだけだろう!!


「リエイ君、やめようねーー?またネクタイ引っ張られたいのかなぁーーー?」


少しブラックオーラを漂わせて注意してやった。


「い、泉未コエェーよ……」


「端から見たら男同士で何やってんだって思われるだろう。悪いがオレにはそんな趣味は無い」


「オレだって無ぇよ!誤解を招く様な事を言うなっ!!」


ハキハキ活発な性格のリエイは、デッカイ声でギャーギャー喚く。


“騒音”とデコをペシンと叩いて、黙らした。


ったく、コイツは………朝から超元気だな。