おおお…人生初の告白、信じて貰えなかったよ……


そりゃあ突然避け始めちゃったのでこんなリアクション、当然かもしれないけど………挫けないで頑張れ、オレ。


「本当ですよ。ついこの間、自覚して……そしたら急激に意識しちゃって、ついあんな態度を………」


もう逃げずに、ありのままの気持ちを話す。


先輩は顔を赤くしたまま、黙って聞いていた。


「アレがアナタの心を傷つけた事は謝ります。でも許してくれるのなら、オレの方こそ……つき合って下さい」


全てを言い終えると、深い沈黙が図書室を覆った。


足が微かに震えてる。