何よりも甘く切なく

コ、コイツは!!いきなり何言ってやがんだ!!


「お前変な事言うなよ!甘木先輩とオレはつき合ってるワケじゃないのに、ラブラブって何だよ!//////」


不意を突かれて真っ赤になるオレに、余計に口角を上げるリエイ。


これは気のせいなんかじゃ無い!!コイツ絶対楽しんでいやがる!!


「だって泉未と甘姫、最近しょっちゅう会話してるじゃん。お前なんかこの前まで甘姫の存在すら知らなかったのにさ」


「べ、別にそれはお互い様だって!//////」


確かにリエイの言う通り、ここ数日、オレは甘木先輩と会話する事が増えた。