「で!?どうすんの!?」


放課後…

いつもの様に咲菜の家で語っていると
さっそく質問をされた。



「どうするって…もちろん連絡なんてしないよ」



「そうだよね!!」


「わかっとんなら聞くな!!」


「あはっ!!ゴメン」


やっぱり咲菜と話してる方が
男の子といるより楽しい。


男女交際なんてしようとは思わない。



私の中の想いは変わることない。

心で呟くようにいった…




「でもさぁ、滝本くんてカッコいいよね~」


「そうだね」


「私 狙っちゃおっかな♪」


「応援するよ~」


「でも、滝本くんも彩菜狙いっぽいしなぁ」


もってなんだよ…“も”って。


「もってなに」


「だからさぁ!!大部分の男はあんたの事狙ってんの!!分かる!?」


「知らない」


「はぁ…もうちょっと自覚もってよね」


「眼鏡してみつあみでもしようかな」


「ばっかじゃないの!?」


「冗談だよ!!」

「やっぱりもったいないと思うけどなぁ。こんだけ可愛くて性格もいいのに、なんで彼氏の一人や二人つくんないかなぁ…」




咲菜にはいつもいわれる…。



わかってるつもりだけど
やっぱり男の子は好きになれないよ…。


あっ!!

女子が好きってわけじゃないけどね…。




これからどうしたらいいんだろうか…