愛すべきストーカー女



休憩時間になるとゆー君は友達の所へ行き、

入れ替わるようにみちるちゃんが

この席に来た。


「なんか、元気ないじゃないっすか

すみれさん」


「まぁ、そうっちゃそうかも」


意外と隠せていないのか、
それとも親友だから気づいてくれたのか


たぶん、どっちもだと思うけれど


些細な変化に気付いてくれたのがとても嬉しい。


「実はね…」


私はみちるちゃんに今までの事をすべて話した。


「えっ!まじで!」