愛すべきストーカー女




やっぱり、
全くいつも通りとはいかないわけで

それを私が変えてしまったんだと思うと


申し訳なくなる。


ごめんね、ゆー君。
告白なんてして

やっぱりこんな気まずいままじゃ駄目だよね


何かないかと、考えた結果

私はゆー君にこう言った。


「ゆー君、昨日はごめんね!

あれ、勢いで言っただけだから忘れて


ほら私、いずれはゆー君のお嫁さんになるけどさ

まだ早過ぎたってだけの話しだし」


いつもの様に、おちゃらけて。
自分の告白を自分の言葉で


無かったことにした。