常に視界に入ってくるこいつをどうにか追い出したいが
未だ成功した事はない。
あいつの事を無視したって
「ゆー君照れてるのかな?」
「もしもーし、ゆー君」
平気でベラベラと話しかけ
「うざってぇ!」
と放り投げたって
「これは…愛のトレーニング…」
また戻ってくる。
とにかく、こいつの神経はまじ、強え。
追い払っても、追い払っても
必ず元に戻ってくる。
動物なら可愛いもんだが、
こんな可愛いくもない物体にそれをやられるとたまったもんじゃない。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…