愛すべきストーカー女




「嘘でしょ~どうせ

どこにいるんだよ?証明してみせてよ」


ほら
嘘なんかつくからこうなるんだよ


バカ女。


たんたん、とゆっくり歩き




「俺だけど。」

と、男2人を睨みつけると

そいつらは、

「なんだよ…本当にいるのかよ」


と呟き、去っていった。


あーあ
こいつの嘘に乗ってしまったから

また、ゆー君が彼氏になってくれた

だのうるさく騒がれるな

と思っていたら


俺の想像とは違う反応だった。