皿の上に置いてあった紙に



【ゆー君へ

家で作って来ちゃった
私のお手製た・べ・て・ね

ゆー君の寂しさぶっとびーむ】


と書かれていた。


本当…


うるさい奴…。


ぶっとびーむじゃねーよ


手紙からでも伝わるそのうるささが


なぜか、今の俺には安定していた。


「しかも何気うめーし」


俺の好物の肉じゃがを

俺好みに作ってくるストーカー女に


恐ろしさを感じた。