そんな心の中、届いたメールがこれだった。
【ゆうと私が今でも思いあってるってこと、証明してあげる
だから、今日の放課後屋上に来て】
差出人は分かっている。
ここの所、何度も嫌がらせメールを送ってきた
相田夏実ちゃんだ。
証明するってことは、ゆー君と会うってこと
だけど私はその事を聞いてない。
そこでまた、もやもやとした気持ちが生まれたけれど
それを振り切って屋上に向かった
そのメールを無視出来なかったのは
やっぱり、まだゆー君のことを信じきれていない自分と
自信のない自分がいたからだと思うんだ。