愛すべきストーカー女




「ほら、次どこがいいの?

素直に言わないとずっとこのままだけど」


そうやって、意地悪なこと言って

声だって低くすれば

私が何でもいうこと聞いちゃうと思ってるでしょ

そんなの甘いんだから。


いっつもゆー君の言うことばかり聞いてられないんだからね


「そんなの…練習じゃ、な…い」

これが私の精一杯の反抗だ。


「練習だよ。

聞きたいんだ、俺がすみれの素直な気持ちを」


ああ、ズルい
本当にズルい


いつもストーカー女呼ばわりして


名前なんて呼んでくれないのに