愛すべきストーカー女



保健室のドアに伸びた手は下ろされ


2人の会話がただ、ただ耳を通っていた。


「今朝もなんかされたの?」

「今朝はくつに画びょうが入ってた」


「あの紙もまた?」

「うん、入ってた。」


相川は前から嫌がらせを受けていた


それを湊くんに相談していた。


会話から読み取れるその事実に俺は

怒りが湧き上がっていた。


もちろん相川にではない
湊くんにでもない


俺、自身に。