目が覚めると、目の前にはゆー君がいた。

「うわぁああっ!ち、近い!」


ぐいぐいと近づくゆー君を押すけれど

力は敵うはずもなく、


やんわりと押し倒される。


「おおお…襲わないって!!」

「あ~そう思ってたけど

寝言で俺の名前呼ぶのは反則じゃね?」


寝言!?!
寝言でゆー君のこと呼んでたなんて

恥ずかしい…

けれど、今はそれどころではない。


「ゆー君!ちょっと待って…タンマ」

「タンマはねぇよ」